未確認飛行物体(UFO)と気球の正体や目的は何?どこの国の物?アメリカとカナダの実例や情報まとめ

2023年2月2日アメリカの上空で発見された中国の偵察気球が問題になっていますね。

中国はあくまでも民間の気象観測用気球であると言い張っていましたが、実際に撃墜した気球を回収し、捜査した結果、スパイバルーンである事が判明というニュースを見ました。

実は謎の未確認飛行物体が世界5大陸で見られていて、国の数は何と40カ国以上だとか。

 

今回世界各国で起きている未確認飛行物体(UFO?)や偵察気球はどこの国のどこで目撃されたのか?飛ばした所有者は誰なのか?

毎回別々で続報が流れるので、情報が分散されて、何だかわかりにくくないですか?

1つのページに情報がまとまっているとわかりやすいのに!と思ったので、実際にまとめてみました。

このページを見れば現在起きている未確認飛行物体(UFO)や偵察気球の情報が大体わかると思うので、是非参考にして下さい。



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ページ目次

アメリカ 高高度の上から中国気球をUー2偵察機パイロットが自撮り!?

米軍偵察機U2の操縦席(コックピット)からパイロットが上空から撮影した写真が話題になっています。

撮影時の高度は何と6万フィート!約2万メートルです。

見た感じだと・・・複数の太陽光パネルの様なものが取り付けられていますね。

気球は全長90メートルで重さは1トン以上!かなりのサイズです(米軍の発表による)。



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そもそもフィートとは何メートルなの?旅客機はどれぐらい上空を飛行している?

民間ジェット旅客機の巡航高度は3万3千フィート近辺(約1万メートル)上空を飛行していると言われております。

ちなみに1フィート(1ft)は0.3048m。アメリカの高高度偵察機U2は7万フィート(約2万1000メートル)の高度を飛行できるので、気球の上空からの撮影に成功しています。

人の身長も日本で使われているセンチメートルではなく、フィートが一般的に使われています。

U2は一人乗りでパイロットは宇宙服を着ているとの事です。



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アメリカモンタナ州の上空で中国の気球が目撃!

2023年2月2日、モンタナ州の上空に謎の気球が飛んでいるのが撮影されました。

報道によるとアメリカは中国の偵察用気球だと発表していますが、中国政府は偵察用ではなく、中国民間の気象観測用気球である事は認めています。

中国の気球
  • 飛行場所:アメリカのモンタナ州
  • 気球の大きさ:バス3台分
  • 所有者(国):中国
  • 気球を飛ばした目的は?:中国側の主張は気象観測のため
  • アメリカの対処:気球を撃墜、回収し調査
  • アメリカの制裁:偵察気球に関わった中国軍関連企業6社や団体にアメリカ製品の輸出を禁じる措置

中国側もICBM(大陸間弾道ミサイル)を設置計画を立てており、偵察で気球(スパイバルーン?)を使って情報収集をしていたのでは?という専門家の声があります。

中国の気球偵察疑惑が起きた後、アメリカは大陸間弾道ミサイル「ミニットマン3」の発射実験を行いました!

アメリカは定期的な発射実験だ!と言っていますが、真意はどうなのでしょうか?

 

また中国の主張どおり気象観測が目的だったのなら通常使われるのがラジオゾンデという気球だそうです。

ただラジオゾンデの特徴として同じ高度にとどまるのではなく、上昇するのみで2時間以内にはゴムが破裂して落下するとの事。中国が言っている事には矛盾がある!?

 

報道によると、浮揚高度は2万メートル前後とのことで、旅客機の飛ぶ1万メートル強の高度よりは高く、雲よりも高い「成層圏」と呼ばれる高度です。

この高度はラジオゾンデの飛揚する高度にも含まれますが、滞空時間が大きく異なるため通常のゾンデとは違う機器であることが推定されます。

ゾンデであれば同じ高度にとどまることなく上昇し、2時間以内には破裂して落下するはずです。

ラジオゾンデの打ち上げの様子はユーチューブ動画で確認できます。見たところラジオゾンデ用バルーンはそんなに大きくはないですね。



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アラスカの上空では気球ではなく未確認飛行物体が見つかる!

2月10日にはアメリカのアラスカ州でも未確認飛行物体が見つかり、バイデン大統領の命令で撃墜!

 

未確認飛行物体
  • 飛行場所:アメリカのアラスカ州
  • 気球の大きさ:小型車ぐらい
  • 所有者(国):不明
  • 気球を飛ばした目的は?:調査中
  • アメリカの対処:物体を撃墜、回収し調査中



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カナダのユーコン準州でも謎の飛行物体(円筒の物体)

アラスカと隣接しているカナダでも謎の飛行物体が発見されて、領空を侵犯をしたためトルドー首相が撃墜命令を出しました。

未確認飛行物体は今までとは違う小さな円筒の物体であることが発表されています。

 

小さな円筒の物体
  • 飛行場所:カナダのユーコン準州
  • 気球の大きさ:不明
  • 所有者(国):不明
  • 気球を飛ばした目的は?:調査中
  • カナダの対処:飛行物体を撃墜、回収し調査中



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五大湖ヒューロン湖上空で未確認飛行物体が目撃!

2月12日中西部ミシガン州の五大湖ヒューロン湖上空で以前の物体に似た飛行物体が見つかり、撃墜されました。

 

謎の飛行物体(無人、8角形)
  • 飛行場所:ミシガン州の五大湖ヒューロン湖
  • 気球の大きさ:不明
  • 所有者(国):不明
  • 気球を飛ばした目的は?:調査中
  • アメリカの対処:対象物を撃墜、回収し調査中



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中国青島市で正体不明の飛行物体を発見、撃墜する予定!

2月12日国山東省青島市の海洋発展局は青島市から南に約70キロの海域に正体不明の飛行物体を発見。中国政府によると撃墜する準備をしているとの事。

 

未確認飛行物体
  • 飛行場所:山東省青島市70キロの海域
  • 気球の大きさ:不明
  • 所有者(国):不明
  • 気球を飛ばした目的は?:調査中
  • アメリカの対処:対象物を撃墜、回収し調査中



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米政府が5大陸の40カ国に中国偵察気球の情報提供

アメリカの調査によると、中国の偵察気球は世界に飛ばされている!?

アメリカはそれぞれの国の外交官に現時点でわかっている情報をシェアしています。

 

米政府高官と外交筋によると、米国は1月下旬に米領空に侵入した中国の偵察気球について、40カ国の外交官に説明を行った。
説明会はワシントンと在北京の米国大使館で実施。

シャーマン米国務副長官が6日に40カ国の外交官約150人に情報を提供したほか、在北京の米大使館でも6─7日に説明会が行われた。

気球には信号傍受の諜報機能があったみたいですが、本当に中国がやったのでしょうか?調査が進めば真相が明らかになるでしょう。

ちなみに中国は日本に飛んできた気球に関してはわからないと曖昧な回答、中南米の飛来は認める発言をしています。

 

2020年と21年に日本上空でも目撃されていたことについて「そうした状況については分かっていない」と述べた。
一方、中南米で確認された気球については中国から飛来したものだと認めた。

毛氏は「民間のもので、試験飛行で気候の影響を受けて予定されていたルートから甚だしく外れた」と釈明した。



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中国大型気球の狙いはインフラ破壊「電磁パルス」攻撃か 夕刊フジ

ジャーナリストの加賀孝英氏のスクープ記事なのですがとても興味深い内容でした・・・その一部を抜粋すると

米軍がひそかに警戒をしているのが、大型気球による「電磁パルス(EMP)」攻撃だという。
あらゆる電子機器を損傷・破壊し、電子機器を使用した通信・電力・交通などの重要インフラを使用不能にする。
同様の気球が確認された日本も厳重な警戒と対応が必要だ。ジャーナリストの加賀孝英氏による衝撃リポート。

「米国は『中国潰し』の総攻撃態勢に入った。今回のスパイ気球事件は『米本土への直接攻撃』そのものだ。米国は絶対許さない」

このスクープは2月13日に出たのですが、14日20時現在ヤフーニュースでは出ていません・・・

アメリカがかなり怒っているようなので、米中関係は日本人が思っている以上にかなり深刻な問題になっているようです。



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日本でも気球や未確認飛行物体が目撃されていた!

実は2020年に宮城県でアメリカで飛んでいた球体に似た同型の気球が目撃されています。2019年には鹿児島県でも。

上の動画は『日本にも中国の偵察気球 米が撃墜とそっくりバルーンも』というタイトルでかなり興味深々ですね。

当時日本は正体不明のバルーンに対して領空侵犯されても撃墜する事はなかったですが・・・

アメリカが未確認飛行物体を撃墜したのを受けて、防衛省が「中国の無人偵察気球と強く推定」と発表。

今回アメリカで撃墜された気球は中国発で日本の上空を通過した後、アメリカやアラスカに向かっている可能性が高いです。

偏西風の関係で風に乗って中国からアメリカに向かうのは明らかになっています。

日本の防衛力は大丈夫なのかな?素人目線でもちょっと心配になってきました。汗



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